・遺品整理の間取り別費用相場(一覧表)
・料金の内訳と「高くなる条件」の見分け方
・見積書のどこをチェックすべきか
・悪徳業者を避ける5つのチェックポイント
・費用を安く抑える7つのコツ

編集部
「実家の遺品整理、業者に頼むといくらかかるんだろう…」相続した実家を前に、そんな不安を感じていませんか?
遺品整理の費用は間取りと物量でほぼ決まり、1Kなら3〜8万円、一戸建てなら20〜60万円が相場です。ただし、同じ物量でも業者によって見積額に2倍以上の差がつくことも珍しくありません。
この記事では、間取り別の費用相場から、料金が高くなる条件の見分け方、見積書のチェックポイント、そして費用を安く抑えるコツまで、消費者目線で整理しました。実家の片付けを控えている方は、ぜひ参考にしてください。
⚠️ 本記事は一般的な情報提供を目的としています。料金は地域・業者・時期により変動するため、必ず複数社の見積もりで比較してください。
遺品整理の費用相場【間取り別一覧】
遺品整理の費用は「間取り=物量」を基準に算出されます。作業人数・トラックの台数・作業時間が間取りに比例するためです。
| 間取り | 費用相場 | 作業人数の目安 |
|---|---|---|
| 1R・1K | 3〜8万円 | 1〜2名 |
| 1DK・1LDK | 5〜20万円 | 2〜3名 |
| 2DK・2LDK | 10〜30万円 | 3〜4名 |
| 3DK・3LDK | 15〜50万円 | 4〜6名 |
| 4LDK以上・一戸建て | 20〜60万円以上 | 6名以上 |
実家の遺品整理で最も多いのは一戸建てのケース。30〜50万円前後を想定しておくと予算計画が立てやすいです。
料金の内訳を分解すると「高くなる条件」が見える
「なぜ業者によって2倍も違うのか」を理解するには、料金の内訳を知るのが近道です。遺品整理の費用は、主に以下の要素の足し算で決まります。
| 内訳項目 | 何で決まるか |
|---|---|
| 人件費 | 作業人数 × 作業時間 |
| 車両費 | トラックの台数・サイズ |
| 処分費 | 廃棄物の量(最も変動が大きい) |
| オプション費 | 清掃・供養・特殊清掃など |
このうち「処分費」が総額を大きく左右します。つまり、処分する物の量を減らせば、それだけ費用を抑えられるということです。
費用が高くなる4つの条件
長年住んだ実家は物量が多くなりがち。トラックの台数が増えるほど処分費・車両費が上がります。
エレベーターなしの上層階、トラックを近くに停められない、大型家具の吊り下げ搬出が必要、といった条件は追加料金の対象になります。
孤独死などで特殊清掃が必要な場合は、別途10〜50万円程度が加算されます。
ハウスクリーニング(3〜10万円)、仏壇の供養(1〜5万円)、エアコン取り外し(5,000円〜)などが上乗せされます。
見積書のどこをチェックすべきか
複数社から見積もりを取ったとき、金額だけを比べるのは危険です。「一式」でまとめられた見積書は、後から追加請求されるリスクがあります。以下の項目が明記されているかを確認しましょう。
| チェック項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 作業内容の内訳 | 「一式」ではなく項目ごとに記載があるか |
| 追加料金の有無 | 「追加料金なし」と明記されているか |
| 処分費の扱い | 処分費が総額に含まれているか |
| 買取の有無 | 価値ある品の買取が差し引かれるか |
悪徳業者を避ける5つのチェックポイント
遺品整理業界は参入障壁が低く、残念ながら悪質な業者も存在します。以下に当てはまる業者は避けましょう。
- 見積書の内訳が「一式」だけ(作業後に高額請求されるリスク)
- 訪問見積もりを拒否する(電話だけの概算は後で膨らみがち)
- 極端に安い金額を提示する(不法投棄で費用を浮かせている可能性)
- 会社の所在地や許可の記載がない
- 貴重品の探索に立ち会わせない
⚠️ 不法投棄は依頼者も責任を問われる可能性
業者が回収した家財を不法投棄した場合、排出者である依頼者側にも責任が及ぶことがあります。「一般廃棄物収集運搬業の許可」を持つ業者か、許可業者と提携しているかを必ず確認しましょう。
費用を安く抑える7つのコツ
遺品整理の見積額は業者間で2倍以上の差がつくことも。相見積もりは最も効果的な節約術です。
現金・通帳・権利証・印鑑は業者が入る前に回収を。相続手続きに必要な書類の紛失も防げます。
衣類や書籍など自治体のゴミ回収で出せる物を減らすと、トラック台数が減り数万円の節約に。
家電・貴金属・骨董品などは買取金額を作業費から差し引いてもらえます。
引越しシーズンや年末は繁忙期で料金が上がりがち。時期を選べるなら閑散期が狙い目です。
「業者の都合の良い日時でOK」とすると割引されるケースがあります。
空き家対策の一環で、家財処分費用の補助制度を設けている自治体もあります。
まずは複数社の無料見積もりから
費用を抑える第一歩は、やはり相見積もりです。以下は全国対応の遺品整理サービスです。まずは2社で無料見積もりを取り、料金とサービスを比べてみましょう。
遺品整理は複数社の見積もりで数万円変わります
全国対応の2社で無料見積もりを取り、料金とサービスを比べてみましょう。
遺品整理から実家売却までの流れ
遺品整理は、実家の売却や相続手続きと密接に関わっています。全体の流れの中で位置づけを確認しておきましょう。
- 相続人・相続財産の確定
- 遺品整理(貴重品・重要書類の確保)
- 相続登記
- 不動産査定・売却活動
- 引き渡し
遺品整理を早めに済ませておくと、権利証や固定資産税の書類が見つかり、その後の相続登記や売却がスムーズに進みます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 遺品整理はいつ始めるべき?
法律上の期限はありませんが、四十九日後に始める方が多いです。実家を売却する場合は、相続税の申告期限(10ヶ月)や売却スケジュールから逆算して早めに着手しましょう。
Q2. 遺品整理費用は相続財産から支払える?
相続人全員の合意があれば相続財産から支払えます。ただし遺品整理費用は原則として相続税の債務控除の対象にはならないため、領収書を保管の上、税理士に確認することをおすすめします。
Q3. 遺品整理士がいる業者の方が良い?
遺品整理士は民間資格ですが、遺品の取り扱いや法規制の教育を受けている証です。有資格者が在籍する業者の方が、供養や形見分けへの配慮も期待できます。
Q4. 自分たちで遺品整理をするのはあり?
物量が少なく、近隣に相続人が住んでいるなら自力も可能です。ただし一戸建ての場合、慣れていないと数週間かかることも。遠方の実家や物量が多い場合は業者依頼が現実的です。
遺品整理|まとめ
📌 この記事のまとめ
- 費用相場は1Kで3〜8万円、一戸建てで20〜60万円
- 料金は人件費・車両費・処分費・オプション費の足し算
- 総額を左右するのは処分費(=物量)
- 見積書は「一式」でなく内訳が明記されているか確認
- 3社以上の相見積もりで数万円単位の節約が可能
- 貴重品・相続書類は業者が入る前に確保する
遺品整理は費用の透明性が業者によって大きく異なる分野です。相見積もりで適正価格を把握し、許可の有無をしっかり確認して、信頼できる業者に依頼しましょう。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました🙇♀️
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免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、掲載する料金はあくまで目安です。実際の費用は地域・業者・作業条件により異なります。契約前に必ず複数社の見積もりを取得し、内容をご確認ください。


